学校便り__
子供たちが遊びや生活の中で歌い継がれてきたわらべ歌。 わらべ歌は子供によって作り替えられたり、口伝えすることで歌い継がれたりしてきた歌です。地域によって若干歌詞が異なるようですが、歌い遊ぶ楽しさは変わりません。 1年生では、手遊び歌の「おちゃらか」や絵描き歌を学習しました。 初めて触れる子供たちもいましたが、長い時間歌い継がれてきただけのことはあり、いつの時代の子供たちにも夢中にさせる秘密があるようで、ずーっとじゃんけんを続けていました。
わらべ歌のメロディは半音進行がなく、ドレミソラの5音で成り立っているものが多いそうです。 また音域が狭く、小節や音の跳躍も少ないため、子供にとって無理なく自然に歌うことができます。
わらべ歌を歌うことで、友達と楽しく遊ぶことができるため、コミュニケーション能力を身に付け、言葉や数を覚えることにもつながります。 また歌と一緒に体を動かすことで、運動能力やリズム感を養うことも。さらに、日常生活の中で使われる言葉や動きが出てくるので、遊びながら生活の基本を学ぶこともできます。「絵描き歌」「数え歌」「遊び歌(手遊び歌・ふれあい遊び歌)」「てまり歌」「子守歌」など、たくさん伝わっています。 「カラスが鳴くからかーえろ」なんて、お子さんと遊んでみてはいかがでしょう。