学校便り__

1月17日(金)全校学習参観日:部落問題学習、人権教育の学習参観



4年生教室

 1月17日(金)の5時間目は八千浦小学校の学習参観日でした。

 保護者の皆様に、部落問題学習、人権教育の授業を公開しました。

 低学年は身近に起こりうる「仲間はずし」「相手のいやがるあだ名つけ」「〇〇菌あつかい」などを題材に、高学年は「新潟水俣病」「全国水平社」を題材に、人権を尊重し、偏見や差別をなくすとともに、差別は絶対に許されないことを学びました。

 本日の学習内容について、学校の授業で終わることなく、各家庭においても話し合ってほしいと思います。



5年生教室

 八千浦小学校では、差別の現実に深く学び、児童や保護者、地域と深くかかわるといった「かかわる同和教育」の理念を踏まえ、一人一人を大切にしながら、人権が尊重される学級づくり、学校づくりを全校体制で行っています。
 また、発達の段階に応じた計画的・組織的な人権教育を行い、人権に関する理解を深め、豊かな人権感覚を養い、互いに自他の大切さを認め合う態度や行動力を身に付けさせようと、職員研修にも力を入れています。



6年生教室

 新潟県の人権教育は同和教育から始まっており、県教育委員会では、同和教育を中核にした人権教育の推進を基本姿勢としています。平成28年に、「部落差別」を冠した初めての法律である「部落差別の解消の推進に関する法律」が制定され、そこには次の3点が明記されました。
 1 現在もなお部落差別が存在すること
 2 部落差別は許されないものであり、解消すべき重要な課題であること
 3 部落差別を解消するため必要な教育及び啓発に努めること

 新潟県内には少数散在型の被差別部落が多数あります。私たちの目の前にも様々な差別や問題に苦しんでいる児童がいます。こうした児童に目を向け、寄り添った指導をすることを大切にしています。


2025年01月17日