事例とは？

　６月２日（月）の５時間目に説明文の学習をしました。「事例に着目して、筆者の説明の工夫をとらえる」ことがめあてです。

　この説明文は、動物の寿命と心拍数の関係を様々な動物の事例や数値を出しながら説明している文章です。

　筆者が繰り返し使っている言葉に着目して要旨をとらえたり、数値をグラフにしたりして考えたりすることで、筆者の説明の工夫を明らかにしていくことを期待しています。

　新潟県立教育センターの指導主事が「出前授業」として、６年生へ学習指導をしてくださいました。全職員で、子供たちの学ぶ姿を参観しました。

グループで対話しながら

　筆者の説明の工夫をとらえるために、グループでの「対話」を取り入れました。

　「対話」を仕組むためには、子供に働き掛ける問や活動を工夫する必要があります。また、授業中での子供の姿を把握し、さらなる働き掛けや振り返り方を考える必要があります。

　八千浦小学校では、校内授業研究として「対話のある学び」を実現しようとしています。
　

子供たちが帰った後に

　子供たちが帰ったあとに、本日の授業の展開について協議を行いました。

　子供たちの姿から、「対話のある学び」の実現に向けて、教師の働きかけはどうだったのか、上手くいったとしたら何がよかったのか、上手くいかなかったとしたら代案はどうしたらよいかなど、意見交流をしました。

　教師の講義形式の授業からの脱却を目指し、子供が「対話」をとおして、主体的に学ぶ姿を目指します。