学校便り__

7月12日(金)5年生:理科「魚のたんじょう」ー顕微鏡でたまごを見ようー



顕微鏡の操作の確認

 5年生の理科では、メダカの育て方や受精の仕組み、受精卵の変化などを学習します。

 学習の中で、顕微鏡を使います。4年生までに虫めがねやルーペを使ったことがあるものの、顕微鏡は5年生になって初めて登場する大事な観察道具です。

 5年生全員が顕微鏡を使えこなせるように、仲間と操作の順番を確認しながらメダカの受精卵を観察しました。

 生まれた一日目は、泡のようなものしか見えませんでした、日がたつにつれて、黒い大きな目、心臓、血管を流れる血液、体の模様が見えるようになってきました。子メダカがたくさん生まれ、育てています。



班でチェックしながら操作します

 せっかく顕微鏡操作になれてきたので、メダカの受精卵以外にも、アサガオやキュウリの花の花粉、6年生で観察する植物の葉の気孔も観察しました。

 子供たちに「顕微鏡の使い方のコツは?」と尋ねると、「調節ねじをゆっくり回すこと」「ライトの加減を変えること」「低い倍率から見ること」など、一人一人がポイントとなることを応えました。



確認シートで操作を記録します

 理科は、知識の習得、思考力・判断力・表現力も大切ですが、正しい技能の獲得も大事です。

 顕微鏡だけでなく、ピペットなど器具を正しく操作する、量を正確に計る、比較して実験するなど技能を身に付けることが必要となります。机上の学習だけでは、けして身に付きませんね。

 科学者になった気分で、本物の体験、経験を積ませたいのもです。


2024年07月12日